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受け売りブログが大流行

ブログ日記を書くようになってから,宅建以外のブログも良く読むようになりました。
感想としては,どっかの本,どっかの有識者のネット記事の「受け売り」が非常に多いですね。

そこで,なぜ「受け売り」が多くなっちゃうかについて,独自の見解を述べてみます(偏見があったらご容赦を)。

一番の原因は,「二極対立思考」の流行です。
それを仕掛けてる有識者の一派まであるので始末が悪い。

「将来を,ただ漠然と考えているのではダメだ。わが国の伝統である『集団主義』と欧米の『個人主義』とを対立させ,その対立の中で考えて行くべきだ」,なんていうのを「二極対立思考」って言います。

私は,「二極対立思考」を否定するつもりは有りません。
漠然と考えてるより,二極を対立させて思考したほうが,頭の整理にもなります。

しかし,この「二極対立思考」の流行が「ネット社会」と手をつなぐと,国民の思考力を停止させる危険がとても高いんです。

情報が簡単に入手できちゃうネット社会では,ブロガーは昔のように「ああでもない,こうでもない」と悩まなくて済みます。一度この「楽」を覚えちゃうと,「たまたま目にとまったに過ぎない有識者の意見」を「自分のオリジナル」であるかのように,ブログに書いちゃうんですね。

「二極対立思考」って言うくらいですから,必ず対立する見解があるはずなんですが,「楽」を覚えちゃったので,それに気付かない。

「受け売り」は思考の停止です。
バカになった国民ほど都合のよいことは有りません。誰かさんにとって…。

ためしに私が,『集団主義』と『個人主義』という単語で,ネットを検索してみました(結構時間が掛かりました)。

『集団主義』に賛成する有識者は,
・ 農耕民族である日本人は伝統的に和を大切にしてきた ← ナルホド
・ 自分を前面に出さず仲良くしようとする人がまだ多い    ← ナルホド
・ 横並び意識は貧富の差を少なくする社会を作ってきた   ← ナルホド
・ 集団主義であることは思いやりのある社会につながる   ← ナルホド
・ 思いやりのある社会は世界平和にも大きく貢献できる   ← ナルホド 
と主張してます。

『個人主義』に賛成する有識者は,
・ 欧米発のグローバル化の波を止めることはもはや困難  ← ナルホド
・ 民主主義の核は少数意見を尊重して仲良くすることだ   ← ナルホド
・ 個人を尊重し別の価値観を認めることで経済が伸びる   ← ナルホド
・ 集団主義はイジメにつながり思いやり社会とは無関係   ← ナルホド
・ 少数意見を尊重する民主主義があってこその世界平和  ← ナルホド  
と主張してます。

一つ一つの主張を読むと,全部が「← ナルホド 」と思うでしょう? 皆さん。

そこで,「たまたま目に止まった有識者の意見」が,例えば,上の「欧米発のグローバル化の波を止めることはもはや困難」というものだったら,そのブロガーは「だから個人主義が良い」なんて書きたくなっちゃうんですね。

全部が全部とは言いませんが,政治ネタ・経済ネタ・芸能ネタ・スポーツネタ等,「受け売り」が非常に多いです。

この責任は「受け売り」ブロガーには一切無いです。

誰でも最初は「受け売り」の文章しか書けないし,有識者の主張自体がどっかの「受け売り」のこともあるから。新聞だって独自取材より記者会見そのままが多いしね…。

でも,このような「受け売り」ブロガーの続出は,政府の意図するところ(大衆操作)かも? と考えてみることも必要でしょう。
支配者が情報を独占できなくなった時(ネット社会の発達),情報をやたら与えてかく乱する手を使うのは,昔からの兵法でもあります。

特に若い人に申し上げます。
将来伸びたいと思ったら,こういう「受け売り」思考で満足してちゃ,絶対にダメ!
いつの間にか誰かの手先にされているかも知れないし,こういう人は,昔から異性にもモテないことになってます!

じゃ対策です。
どうしたら「受け売り」じゃない「オリジナル」思考ができるようになるんでしょうか?

本やネットは,どういう「二極対立思考」が有るかを知るためだけに,利用しましょう。
例えば,『集団主義』と『個人主義』の二極が対立していることが分かったら,できるだけ速やかに,その本やネットから離れなければなりません。

そうしたら次に,「自分の生い立ちや現在の環境だけ」に照らして,どっちの主義を採用するかの結論を,直感で出しましょう。

結論を探すために識者の意見を参考にしてはいけません。
そういうことをすればするほど,「オリジナル」思考からどんどん遠ざかります。

理由も,「自分の生い立ちや現在の環境だけ」を材料に,考えなければなりません。

こういう風にして書かれたものだけが,ホントのオリジナル記事であり意見です。

社会経験がない人でも,「自分の生い立ちや現在の環境だけ」に照らして書くのに,そんなにハンディは有りません。
文章の構成が多少変でも,結論と理由が混ぜこぜでも,人を感動させます。

私なんか,こういう記事に癒されたくて,何時間もネットサーフィンするんですが,ナカナカねぇ~。

見てる人は見てますよ!



受験ネタのブログは,性質上,「自分の生い立ちや現在の環境だけ」に照らして書かれるので,一般に面白いです。
私も勉強になります。
予備校関係者が書いたのは,「受け売り」なので読むだけ時間の無駄。
私のブログが例外かどうかを判断するのは,もちろん皆様!(笑)

平成17年6月19日(日)記




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