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宅建講師が買った経済学の教科書

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景気の減速を受け,恐慌や資本主義のありかたを扱う「骨太の経済書」が売れてるらしいですね。

去年12月に発売された「資本主義はなぜ自壊したのか」(中谷巌著,集英社インターナショナル)は,発売2カ月で10万部に届く勢いだとか…。

経済書は全部で1万部配本されればいいほうなので,2カ月で10万部は,やっぱり異例の売れ行きなのでしょう。

(2)

中谷さんの「資本主義はなぜ自壊したのか」は,去年のうちに買っておいて,お正月に読みましたが,構造改革の急先鋒であった著者の「懺悔(ざんげ)の書」というのが購入の動機でした。

へー! 経済学者が謝るのはめずらしいな~!と…。

(3)

でも読み進めて行くうちに,この本は,立派な「経済学の教科書」になることを発見しました。

「骨太の経済書」で済ませるのは,もったいないです!

ブログが発達した現在,リーマン・ショック,格差社会,グローバル資本主義など,単発的な知識を詰め込むことはいくらでも出来ます。

でも,アダム・スミスから現代の新自由主義に至る経緯を歴史的・体系的に学ぶことは,ブログやネットでは相当難しいです。

その点,中谷さんの「資本主義はなぜ自壊したのか」は,歴史的・体系的にこれらを全部学べます。

経済学も社会科学である以上,歴史的・体系的知識を踏まえた上で細かい知識を勉強しないと,すぐに「おさとがバレ」ます。

宅建試験における法律の勉強と同じですね!(笑)

アマゾンの書評を読むと,この本にケチをつける人がいます。
単発的な知識だけを売りにしている経済学者のネタミかな?
私は,宅建関係者が教科書とするには,右に出る本はないと思いますが…。

平成21年2月16日(月)記




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