迷物ブランド講座

宅建倶楽部 >> ブログによらない宅建講師のメッセージ >> 楽に合格する話

更新:平成22年1月8日(金)

宅建試験最大の落とし穴

「宅建業法は満点(20点)をとるぞ!」
「権利関係は8割正解(12点)だな!」
というように,すべての試験は得点目標を設定してから挑戦しますよね。

得点目標の最大値は満点(宅建では50点)ですが,皆さんは満点を目標に学習・勉強しますか?
ほとんどの皆さんは,「それはチョット高すぎるよ!」と躊躇するでしょう。

じゃ,大体の安全圏とされる35点が目標ですか?
平成14年は36点が合格基準点だったので,少し保険を掛けて,38点くらいに設定しておきますか?
イロイロ悩んじゃいますねぇ(笑)。

連続3回「落選」の方から,こんなメールをもらいました。

・1年目は,しっかり宅建の学校(予備校)に通い3回受けた模擬試験(模試)も平均47点だった。
・2年目は,某社のCD講座による自宅学習をし,2回模試を受け2回とも46点だった。
・3年目は,インターネットで探したサイトで学習・勉強し,模試は3回受け平均47点だった。

皆さんは,どう感じるでしょうか?

「模擬試験の点数がこんなにイイのに,3回連続落選なんていう人がホントに存在するの?」という疑問を,まず抱くでしょうね。

でも,いるんですよ。
というより,意外に多いんです。
私は宅建講師歴23年で,こういう方を何百人と見てきました。

模擬試験の点数がイイのに多数回受験に陥る最大の原因は,「得点目標を45点以上にしちゃう」ことです。
これが私の分析。
実は,得点目標が高すぎるのは非常に危険なんです。

何故危険なんでしょうか?

宅建試験は私でも満点が取れません。
準備しないで行けば,40点がイイとこでしょう。

だから,皆さんが45点以上を目標にしちゃうことは,考え方によっては「とても不遜な事!」です(笑)。
45点以上は,一般受験者からみれば神の世界!
神の世界なので,ほとんどの人に無理が生じます。

この無理こそが,「宅建試験最大の落とし穴」なんですね。

宅建試験の場合,500項目押さえれば40点とれます。
しかし,わずか5点差でも,45点とるには3000項目は押さえなければならないでしょう。5点上積みするのに6倍かかると思って下さい。
高校時代,90点超えるには,80点取る場合の何倍も苦労した経験をした人もいるでしょう。あれと同じです。

それだけじゃないですよ。

いわゆる「基本抜け」という,一番恐ろしい大津波が襲って来ます。

何かと言うと,多くの事を押さえようとするあまり,大切な基本を落としちゃう現象です。
本番では,基本抜けした人はまず通用しません。重箱の隅を突っつくことが多い模擬試験では通用しても…。

親友5人の電話番号を覚えるのは簡単だけど,クラス30人分のを全部覚えようとすると,5人の番号さえ忘れがちになるのと同じですね。

最近,宅建の学校(宅建の予備校)の息がかかったと思われる関係者・工作員が,メルマガ・掲示板等で「量をこなす事も大切です」なんて言ってるようですが,そのまま鵜呑みにすることは非常に危険です。
基本抜け」が特に恐ろしい!

そこで私からのメッセージ。

押さえるのは500項目。
単なる暗記じゃなく理解があれば,これで40点取れます。だから得点目標は40点が理想です。

じゃ,具体的に500項目とは何か?
迷物図書館にある【無料】参考書・テキストに書いてあることです。ここに書いてあることは,数え方によって多少違いますが大体500と考えればイイでしょう。

模擬試験(模試)の点数がイイのに多数回受験に陥る人の存在は,あまりオモテに出ません。
そこで,上で紹介したメールをきっかけに書いてみようと思ったのが,きょうの記事です。

平成17年4月12日(火)記
平成22年1月 8日(金)追記




宅建倶楽部 >> ブログによらない宅建講師のメッセージ >> 楽に合格する話