宅建の勉強を開始した時期に、何も見ないで過去問を解いても、いい点がとれないのは当たり前です。いい点がとれるようになるには、方法があります。
最初は、解説を読みながら過去問を「やる」のです。
何も見ないで「解く」のではダメ。
そもそも、
知識を少しインプットしたくらいで、いい点がとれるほうが、おかしい。
そういう人は特別な人です。これから先は、普通の人に向けた話をします。
最初のうち、解説を見ながら過去問を「やる」と、まず、誤りの肢が分かるようになります。
ちょっと我慢して、同じような引っ掛けに複数出くわすと、誤りの肢の印象がだいぶ定着してきます。
次の段階では、正しい肢が分かるようになります。正しい肢であるためには、多くの関門をクリアーしなければならないので、正しい肢は、誤りの肢を理解するより難しいです。
でも慣れてくると、その肢が正しい理由をちゃんと複数言えるようになってきます。
解説を見ながら過去問を「やる」と、
・ まず誤りの肢が分かるようになる
・ 次に正しい肢が分かるようになる
と、頭の中が進化してくるわけです。
答を覚えてしまっても何ら支障ないです。
2006年07月25日(火)記
2009年09月14日(月)追記
2023年11月08日(水)追記