執筆 → 校正 → 材料の仕入れ→ 印刷 → 製本 → 取次ぎ → 小売
宅建の参考書は、他の出版物と同様に上のような工程を経て、受験者のもとに届きます。
その間に搾取される中間マージンは、どのくらいなのでしょうか?
ところで、これらの工程をすべて自分でやり、「直販」と銘打って販売しているのが私の教材です。
したがって、出版関係にたずさわる人からすれば「何だこの野郎!」ということになります。
宅建の迷物講師は、出版社の天敵なのです。
そんなワケで、私がどんなにイイ宅建教材を開発しようとも、まともな出版社からの声は一切掛かってきません。これを寂しいと思う時期もありました。
「俺の本も国会図書館に寄贈され後世に名を残したい」と願ったこともあります。
しかし時代が私を救ってくれました!
業務用プリンターの発達、ブランクCDの価格下落等、全部が理科系技術者のお陰で、出版社に頭を下げないでメシが食えちゃいます。
ウエブを充実させると、たとえ日本が沈没しても、1万年後でも、名が残る予感がします。
まともな出版社から声が掛からなくても、寂しいと思うことは、もうないです。
最近では、心の余裕までできました。
例えば、宅建関連のすべての出版物をウエブ等で紹介し、ひたすら出版社から声が掛かるのを待っている人達を「あわれ」と思えるようになれました。
2006年10月04日(水)記
2021年10月19日(火)追記
2023年11月04日(土)追記