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宅建試験の合格と集中力

2007年(平成19年)ころ、将棋棋士の谷川浩司さんが、「構想力」(角川oneテーマ21)という本を出しました。

構想とは戦略やプランと同義であり何か物事を成し遂げようとしたときどうすれば最終的な目標に最短でたどり着くことができるか置かれた状況やさまざまな条件を考慮しながらそのための方法と具体的な手順を導き出し組み立てていくことと谷川さんは定義づけています

宅建の勉強に引き直せば
合格しようとしたときどうすれば最短でたどり着くことができるか置かれた状況やさまざまな条件を考慮しながら合格のための方法と具体的な手順を導き出し組み立てていくこととなるでしょう

ところでこの本、私には意外な記述がありました。
ひとつのことに集中しすぎるとかえって構想の幅を狭めてしまうこともあるという部分です(同書101ページ)。
プロの将棋指しは「集中がすべて」、と私は思ってたんですが…。

そう言えば宅建の合格にも何がしかの集中力は必要ですが集中しすぎるのはやっぱり良くないですね
どこか一箇所に集中しすぎると全体を見渡すことが出来なくなっちゃいます

少年サッカーのコーチは「周りを良く見ろ!」と子供達にアドバイスします。
会社の上司は「場の空気を読め!」と部下に言うことが多いように思います。
宅建講師の私は「木を見て森を見ずはダメ!」と受講者に良く話します。

みんな
ひとつのことに集中しすぎるとかえって構想の幅を狭めてしまうこともあるということと同じ意味だと思いますが皆さんはどう考えますか


2007年11月13日(火)記
2021年10月19日(火)追記
2023年11月08日(水)追記



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