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更新:平成24年1月20日(金)

個人情報を「出さないリスク」もある

個人情報を出さなければ,プライバシーが守れます。
でも,個人情報を出さないリスク(損失)もあります。

ここに気づいている日本人は,とても少ないと思います。

(1)ネットで情報を発信している人

「アメリカでは実名でブログを発信するのが常識」らしいですが,わが国は匿名ブログのオンパレードですね。

私の実感では,日本人読者の,
 ・ 2割が…ちゃんとした人
 ・ 3割が…変な人
 ・ 5割が…どうでもいい傍観者
です。

匿名でブログを書いている限り2割のちゃんとした人からは相手にされないと思って下さい

「ちゃんとした人」と「変な人」の中間に位置する私でさえ,匿名ブログは無視します。

そんな時代なのでしょう。

最近,グーグル内部の人(日本人)も「アメリカでは実名でブログを発信するのが常識!」との啓蒙活動を盛んに行っています。

(2)ネットで情報を発信していない人

ブログを書いていない人にとっても,個人情報を出さない事がリスクになることがあります。

卑近な例では,宅建倶楽部のファンタ【特別室】です。
実名を教えてくれない人には,パスワードを発行しません。

でも,宅建倶楽部のような所はまだ非常に少ないので,ネットで情報を発信していない人は,3割の「変な人」に騙されないメリットの方が大きいと思います。

ネットで情報を発信していない人にとって,個人情報を出さないリスクは,極めて小さいです。

(3)発信情報のテーマ

個人情報を出さないリスクは,ブログのテーマによって違ってきます。

(イ)

例えば,ブログのテーマが「政治の批判」だとします。

この場合,読んでいる人が惹(ひ)かれるのは,書き手の実名より,書いてある内容でしょう。

読み手は,マスコミにない斬新な切り口を求めています。

だから,「政治の批判」がブログのテーマの場合,個人情報を出さないリスクは,ほとんど無いと言えます。

3割の「変な人」に対抗するためにも,匿名ブログにすべきでしょう。

(ロ)

ブログのテーマが「病気の予防・治療」の場合はどうでしょうか。

この場合,読んでいる人にとって重要なのは,書き手です。

私ごときが,ガンの予防・治療について新しい情報を書いても,誰も信用しませんよね。

でも権威ある医学部の教授が実名で書いたら,どうでしょう。
その差は明らかです。

したがって,「病気の予防・治療」がブログのテーマの場合,個人情報を出さないリスクは,とても大きいと言えます。

(ハ)

ブログのテーマが「宅建試験の合格」の場合は,上の(イ)よりも(ロ)に近いです。

「宅建試験の合格」は,不安を抱えている受験者にとっては「病気の予防・治療」そのものだからです。

だとすれば,「宅建試験の合格がブログのテーマの場合は権威ある者(宅建講師)が実名で書く事が不可欠であり個人情報を出さないリスクはとても大きいです

(4)この記事を書いたきっかけ

平成17年4月1日から個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)が施行され,その頃から,ブログで情報を発信する人が増えました。

私も,平成17年6月1日からブログを始めました。

でも,個人情報保護法のせいで,プライバシーに対して過剰反応する人が増えてしまったようで心配です。

この心配が,きょうの記事を書いたきっかけです。

実名で情報を発信すれば,自分の名誉を賭けることになります。

責任も重大ですが,2割の「ちゃんとした人」は,そんなブロガーを探しています。

覆面をかぶったまま何百回ブログを更新しても,しょせん黒子(くろこ)で終わってしまいます。

自分のためにもなりません。

なお,複数の金儲け専用ブログ(例:アフィリエイト専用)を運営しているので,積極的に個人情報を隠さないと困る所がありますが,きょうの記事は,そんな輩(やから)はハナから相手にしていません。

平成20年6月30日(月)記
平成24年1月20日(金)追記




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