1. 宅建倶楽部

  2. 宅建講師のメッセージ・トップ

  3. 業界を斬る

実際には存在しない受験者

「病的なまでに理由にこだわるのは良くない」
と大勢の受験者に向けて発信する塾・予備校等の宅建講師がいます。
しかし、こんな受験者は実際には存在しません。

どこかで聞きかじった知識を披露してしまうと、墓穴を掘り、会社に迷惑を掛けることになりますヨ!

実体はこうです。

業界用語で「質問魔」と呼ばれる受験者がいます。
講師を質問攻めにする人です。
でも質問魔は、受講者として当然の権利を行使しているに過ぎません。

どういう場合に質問魔が出るか?
そこの塾・予備校等の教材に「理由がほとんど書いていない場合(講義で基本的な理由さえ言わない場合を含む)」です。

そういう予備校の質問魔に、そういう予備校の講師は、確かに手を焼いています。

講師は、そこでつい「あの人は病的なまでに理由にこだわる」などとグチをこぼしてしまうのです。

理由がちゃんと書いてあれば質問魔なんか出てきません

したがって病的なまでに理由にこだわるのは良くない
と大勢に向けて発信することは自分の関係する塾予備校等の教材は理由がほとんど書いていない」と言っているのに等しいのです。

クチは災いのもと!(失笑)


2006年05月24日(水)記
2023年11月15日(水)追記



ページのTOPへ