迷物ブランド講座

宅建倶楽部 >> ブログによらない宅建講師のメッセージ >> 宅建試験業界を斬る

宅建の学校が表示する合格率の不思議

(1)

そもそも学校の世話になろうとする者が知りたい合格率は,「合格者÷受講申込者」という式で計算したものです。

前年度に,自分と同じような受講申込者が100人いて25人が合格したなら,合格率は「25÷100=25パーセント」だと認識します。

その上で,その予備校の世話になるかどうかを判断する(講師の実力や受講料と照らし合わせて決める)わけです。

これが受験者目線でしょう。通学講座・通信講座を問わないでしょう。

(2)

それなのに,宅建試験の学校のほとんどは,「合格者÷実際に試験を受けた者」という式で計算した合格率を,皆さんに表示してます。

これだと,前年度に自分と同じような受講申込者が100人いて,実際に試験を受けたのが50人で,そのうち25人が合格したなら,合格率は「25÷50=50パーセント」になります。講師や教材が悪くて落ちこぼれた人が何人出ても,いっさい考慮されません。
半分前後が落ちこぼれる学校が結構あるのに,です。

受験者目線では「エ~~ッ?」と感じるでしょう。

(3)

宅建を教えることで飯を食ってる私にも,不思議でなりません!

公的機関が教育訓練給付対象講座で表示している合格率も,「合格者÷実際に試験を受けた者」という式で計算したものです。落ちこぼれた人は考慮されていません。

不当表示を監視する公正取引委員会も,これに異を唱える様子は今のところないです。

私が宅建倶楽部の某スタッフに「お上まで信用できネェ~!」とグチをこぼしてたら,「そんなの景気対策に決まってるじゃん!」と軽くいなされちゃいました!(泣)

平成22年1月17日(日)記




宅建倶楽部 >> ブログによらない宅建講師のメッセージ >> 宅建試験業界を斬る